マクロビオティックとは
マクロビオティックとは「大いなる生命」という意味。
桜沢如一(ジョージ・オーサワ)が提唱した食事メソッドを、弟子である久司道夫が世界に広め、現在逆輸入のような形で日本に上陸し、注目を集めている食事法&暮らし方です。
すっごくカンタンに説明すると、古き良きニッポンの食事を、おいしく楽しく、現代風にアレンジしたもの。
ちょっと長く説明すると、陰陽の考え(※下記参照)をもとに自分自身で食べ物や食べ方を選択することで、心とカラダをスムーズに調整できるクリエイティブな食事法&暮らし方。続けていると、人が生まれながらに持っている、ありのままの心とカラダにリセットできます。
ですから、常に自然体で元気いっぱい。本当に自分がやりたいことができるようになります(個人差あり)。
「生命を輝かせるための食事法」「夢を叶えるための食事法」と言ってもいいすぎではありません。
※マクロビオティックで使われる陰陽とは
東洋の世界観でもあり、宇宙に存在するもっとも基本的な力のこと。夜と昼、女性と男子、大人と子供、葉ものと根菜など、あらゆる物事には陰と陽の2種類の相対する性質をもち、互いに複雑に関係しあって成り立っているという考え方です。陰は「遠心力のように拡散・上昇するエネルギー(カラダを冷やす)」。陽は「求心力のように収縮する・下降するエネルギー(カラダを温める)」。
マクロビオティックの基本となる二つのこと
1.食材をまるごといただく(一物全体といいます)
玄米ごはん、大麦、ひえ、あわ、きびなどの雑穀、オート麦、とうもろこし、小麦、そば、などの全粒穀物を中心に、お豆、海藻、野菜などの皮をむかずにまるごといただくので、栄養とパワーをそのままカラダに取り入れることができます。
2.その土地で穫れたものをいただく(身土不二といいます)
その土地で、その季節に自然に収穫されるもの(有機栽培や自然農法で育てられた食材)をいただくことで、カラダがムリなく季節や環境と調和し、一年を通してスムーズにカラダの調整ができます。
マクロビオティックで避ける食材のこと
穀物菜食がベースですので、お肉、お魚、乳製品、卵、白いお砂糖など、カラダとこころに負担をかける動物性のものは基本的に避けます。でも、食べていけないものがあるわけではなく、それらを避けているから健康になれる!というわけでもないのです。大切なのは、陰陽のバランスと心とカラダのあり方です。
実際、マクロビアンが10人いれば、10人とも異なる食生活をしているはずです。外食ではお魚や白米をいただくけど、家では基本的にマクロビ食の人。ときどき友達と話題のスイーツ店に行くけど、基本は手作りのマクロビ菓子という人。週末だけマクロビ食に挑戦中の人。なにがなんでも動物性は避ける人などなど…。
習慣を急に変えるのは難しいので、できることから少しずつスタートして、徐々に慣れていけばいいのです。
そこで、蓮の実キッチンのテーマは、「一人一人にあったマクロビを見つけ、続けていくこと」。「おいしく、楽しく、心地よく」が基本です。
そのために、いろんな料理教室、お話会、レクチャー、催しなどを企画・実行していきます。
こんな教室を開いて、こんな催しはどうですか?など、ご要望をお気軽にお寄せくださいませ。
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